日本でいちばん大切にしたい会社2

共感するところ、気になったところを
抜粋しながらコメントしていきます。

5人に対する使命と責任を果たす

5人とは、次の人々のことです。
1.社員とその家族
2.社外社員(下請け・協力会社の社員)とその家族
3.現在顧客と未来顧客
4.地域住民、とりわけ障害者や高齢者
5.株主・出資者・関係機関

この5人のなかで最もその幸福を追求すべきは、
はじめの4人、
とりわけ「社員とその家族」。

「株主・出資者」の幸福、満足は、
前の4人に対する
使命と責任を果たそうとする心と行動により、
結果としてもたらされるもの。

P.15~16の一部抜粋

私はお客様第一主義、と思っていましたが
その前提は、自分が楽しく仕事をしているか、
今の会社が好きか、ということと思いました。

自分の会社の商品・サービスを
お客様に提供するのですから
自分がその商品・サービスが
好きでないといけない。
そのことに改めて気付きました。

私の出身地の岐阜の企業「未来工業株式会社」が紹介されていました。
私が子供のころなので
10年以上前と思いますが
何かの番組で取り上げられていて、
そのときは、
すべての電気にスイッチのひもが取り付けられていて
必要ない時は消さないといけない、
という節約(悪く言えばケチ)という印象でした。
しかし、そこで浮いたお金は、社員のために社員旅行などで還元するため
ということで、良いことと思った記憶があります。

また、沖縄の営業所では、miraの車を持っている社員の車に
iのシールを貼って営業車にしていたシーンがあったり
楽しいエピソードを思い出しました。

経営理念は「常に考える 何故・ナゼ・なぜ」
提案すると500円

社員が現場に赴き、現場の方の意見を吸い上げる。
そして「常に考える」

未来工業の社内には、
至る所に「常に考える」と大書きされたものが
貼り出されている。
社員から次から次に新商品のアイデアがでて、
それを後押しする仕組みを用意。

P.169~172より、抜粋・要約

社員がアイデアを出しやすい雰囲気を作るのも
会社の役割で、それによって、
会社も損をしていないので良いことと思いました。
特に私の場合ですが、
自分の考えを自由に上司に話せない雰囲気なので
少しでも風通しが良くなるような試みを
考えてみたいなあと思います。

社員の要望で勤務時間が短縮された
・社員
「始業時間がもう少し遅いと、朝の家事が楽になります。」
「就業時間がもう少し早くなると、道路も混雑しないし、
買い物も夕食の支度も楽になります。」

・会社
「生産性が落ちなければいいですよ」

結果
「8時~17時」⇒「8時30分~16時45分」

P.175抜粋、要約

社員の要望が反映されている、風通しが良い、
ということもあります。
社員を大事に思っていることの表れ
しかし、それだけでなく、
生産性を落とさないように、
それに応える社員の姿勢もあって
お互いに成り立っている、ということに共感しました。
それが結果として、良い商品になり、
お客様に喜んでいただく、そして、業績に反映されて
株主に還元、というサイクルになるのかなあと思いました。

本社機能が大きい会社は儲からない

儲かっていない会社は本社が大きい
総務・人事・経理の社員が多すぎる。
⇒「管理」するため、本社の口出し、
 手出しが多くなり
 現場の思考能力が停止する。

本社が小さければ、
本社はよけいな口出しができなくなるため、
自然に分権が進むので、本社のコストが下がる。

P.181抜粋、要約

これは、私の会社の社長から似たようなことを
言われたことがあります。

本社のような管理機能は、必要だけど
その人たちが多すぎるとその人たちに払う給料を稼ぐために
現場の負担が多くなる。
※社員のためにする仕事で、直接お客様よりの収入がないため
 ということ。
必要最小限にして、自主的にやるほうが良い。
といった内容でした。

こうして、身近な人と共通の事柄が見つかると
自分の会社も悪くないかな、と思ったりします。

正直なところ、自分の会社が好きですか?
と言われて、100%YESとは言えません。

圧倒的に社員間のコミュニケーションが少ないので
お互いに余計なことで悩んだり
必要な情報が共有できずに無駄が発生したりします。

そして、何より、楽しくありません。

少しずつ、自分からコミュニケーションをして
いい会社がやっていることを吸収して
会社と自分がともに成長していければいいなあ
と思います。

そう考えれば、今私が置かれている状況も
悪くないかな、と思えてきます。

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日本でいちばん大切にしたい会社(2)
坂本光司
あさ出版

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